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循環型什器の試み

大成紙器製作所はブースデザインにも定評があります。特に評価を受けるきっかけとなったのが、大成紙器製作所が得意とする「紙管」を什器として活用したことです。

さらにこの什器は、入れ子構造で収納が可能なため、保管も輸送のときにもとても便利です。

展示会というと、どの企業も開催期間に力を入れて予算を使うのが慣例で、趣向を凝らした大型什器や装飾物を作りますが、展示会が終わると廃棄されるものがほとんどです。
私たちは再利用可能な什器を検討し、余計な廃棄物を作りたくないと考えました。
そこで生まれたのがこの什器です。もともと建築資材としても使われることから、強度もあり高さも自在に調整できます。
輸送時には、中に小さなものを入れることも可能です。何よりPOCHI–PONをはじめ、紙管に定評のある私たちのブランドを体現する素材でした。

コロナ禍で、対面式の展示会にはしばらく出展していませんが、これからも紙の特性を活かした循環型の什器を活用していきたいと思います。

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